介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

母の体幹トレーニング

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作業療法士さんに、母のトレーニングに週2回来てもらうようになって、

1ヶ月がたちました。

 

1回50分くらい、準備のマッサージから始めて、体幹のトレーニングまで、

みっちりやってくださいます。

 

ちょうど13時過ぎの、眠たくなる時間だったのが、

きょうから金曜日は14時半からのスタートになり、

お昼過ぎに、母は一眠りしたあとのリハビリとなったので、

きょうが一番しっかりと目覚め、集中力もあり、なかなかの成果だったかな。

 

母は体幹が保てなくなる病気で、体を支えられずに、ここ数年過ごして

いましたが、現状維持ではなく、改善してよりよい暮らしを、という

意識の高いリハビリの先生についていただき、

私や父も、母自身も、何かよくなれるのでは?と期待する気持ちを

持てるようになっていると思います。

 

きょう、特にすばらしかったのは、ベッドに母が座り、

後ろから先生に支えてもらう形で、腕を前に伸ばしたり、横に伸ばしたり

する練習です。

 

これは、体幹を使って体を支えてないと、前のめりに顔からぼてっと、

床に倒れてしまいます。

先生に支えてもらい、その恐怖と戦いながら、自分の腹筋で体を支えながら、

母は対面に両手を上げ座る私の手にタッチができました!

お見事!

きっと母も、感動の一瞬だったと思います。