介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

冴えている日曜日

f:id:midoringer:20200802230121j:plain


 きょうの母は、言葉もはっきり聞こえてまずまずの調子。

長い言葉をしゃべられるかなと、

「一息で、”ありがとうございます”って言ってみて」と言うと、

母は、「ありがとう、ござい、ます」と、やっぱりいつも通り、3回に区切ります。

 

試しに、別の長い言葉を言ってもらおうと、

「じゃあ、お父さんのパンツ、って言って」と言うと、

「おとうさんのパ・・・」と、7文字まで、一息に言えました。

 

とすると、これはもう、”ありがとうございます”のことを、区切って言うのが、

習慣になっているなと。

 

練習は、”ありがとうございます”だけでなくてよいはず。

これからは、いろいろその都度に、違う長い言葉にチャレンジしてもらおうと

思いました。

 

さて、栄養注入を終えてのリラックスタイム。

今度は、しりとりをしようと提案。

途中で父も合流しましたが、きょうはふたりともすごく冴えていて、

途中、地理Wordが続いたのですが、出る出る!

遠い昔の、高校時代に覚えたはずの地理用語がたくさん出てきます。

 

父が、インドの紅茶の産地「アッサム」や、カナダの都市「トロント」とか言うと、

母は負けじと、トルコの都市「イスタンブール」とか、ついには

アメリカの大統領「ルーズベルト」とか言い出す始末。

 

父母には、互いに競争し合うのがよろしいようで。