介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

ごちそうディナーの夜

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きのうは、月に一度、弟が母に会いに実家に来る日。

いつものように、料理人をやってくれます。

 

きのうつくってくれたのは、魚と鶏と野菜・きのこの鍋と、

↓漬け汁につけたスペアリブのグリル。

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しょう油ベースのピリ辛味。なんと魚焼きグリルで焼いていました。

父も夫も私も、もちろん弟本人も大満足!

おいしい匂いは漂っていたけれど、においだけでは残念だから・・

この味を、母にもぜひ体験させたいと、リスク覚悟で挑戦。

父がお肉の切れ端を箸で挟み、口元に持っていき、

噛んで味わってもらいました。

 

「危ない!飲み込む~」

父がひやひやしながら、勢いよく噛む母の口から、やっとこさ、

お肉を取り出しました。

 

そのあと、スポンジブラシで口の掃除をしましたが(かわいそうです)、

とりあえず、何も出て来ず。

噛み切った肉の一部があったかどうかは、わかりません。。

 

お肉は、ベッドの背を起こしてそこで味見しましたが、

そのあとのデザートタイムは車いすでみんなのいるテーブルで

一緒に食べるという母。

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夫の誕生日が近いので、みんなにイチゴのショートケーキを。

母は、自分の手で持ったフォークで、クリームを口にしました。。

 

幸せな時間が過ぎました。

のどや肺に、何もないことを祈ります・・・