介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

しりとり遊び

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ホームにいる母と、よくやっているのがしりとり。

脳トレと、時間つぶしと、声出しと。

同時にいろいろなメリットがあります。

きょうは、父も交えて、3人でしりとりをしました。

母だけは少しハンディをつけて、

例えば「シカ」とか、「ウシ」とか何回も言っていいルールにしています。

しかしながら、時々突拍子もない答えが!

きょうのびっくりNo.1は、「ウラジオストック」。

そして、「しずかごぜん」。これは惜しくも「ん」で終わっていますが、

父も私も絶対に出て来ないワードです。教養がありませぬ(泣)

10分も続けていると、月並みな言葉は使い果たし、

そのひとの傾向や趣味を反映したマニアックなワードが現れ始めるので、

けっこうあなどれない、興味深いゲームです。

 

車いすでの全介助生活になり、いま食べる事も、できなくなっている母。

「わたしの楽しみは、花だけ」

と言ったことがありました。

それを聞いてから、部屋には(病室の場合もこっそり)花を欠かさないようにしています。

実家の庭、花屋さん、時には散歩中に道端から花を手に入れて、

部屋に飾っています。

しおれるけど、つぼみが花咲くこともあり。

とにかく姿がかわるのが、生きていることなわけで。

心癒されます。