介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

朧月夜を歌う

 

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きょうも晴れて、暖かい一日。

夕方、実家を出るときの空は少し明るくなり、空気も柔らかくなりました。

春に一歩一歩近づいています。

 

母と歌う歌も、春に衣替えです。

きのうは、新しく、「朧月夜」を歌い始めました。

 

菜の花畑に 入日薄れ

見渡す山の端 霞深し

春風そよ吹く 空を見れば

夕月かかりて 匂い淡し

この「夕月かかりて 匂い淡し」のところを、

私は「夕暮れたなびて 朧月夜」と、適当に歌いました。

 

すると、母は「違うよ」と指摘。

母は、ちゃんと正しい歌詞を歌えたんです。

 

短期記憶や、ほかの記憶も怪しくなりつつある中、

こういうのをきっちり、そらで覚えているのは、

うれしく感じます。

小学校の音楽の教科書に載っていて、子どもたちと歌っていたので

覚えていたそう。

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先日の雪でやられてしまった緑もある庭に、

クリスマスローズのつぼみを見つけました!

寒さに強い花です。。