介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

介護保険と医療保険

昨年の秋頃、母がリハビリ専門の病院を出ないといけないとなった時

(システム的に3ヶ月しかいられないらしく)、

その病院からは、次の候補先として療養型の病院を勧められました。

見学に行って話を聞くと、リハビリは週に2回、レクリエーションもなしとのことで、

その時にいたリハビリ専門の病院の、毎日レクリエーションとリハビリがある環境と

あまりにも差があり過ぎて、療養型の病院はお断りしてしまいました。

 

その時に、療養型の病院の看護師さんに言われたのは、

「療養型の病院だと、医療保険しか使えず、リハビリは週に2〜3回しか

受けられません。そこをもっと充実させたいというご希望なら、医療保険

介護保険の両方が使える施設などを探されるとよいかもしれません」

ということでした。

 

そういうシステムをまったく知らない父と私。

しかし私たちが、次に行くところに望むことは、

1リハビリを受けたいということ。

できれば、体のリハビリを理学療法士さん、嚥下のリハビリを言語聴覚士の方に。

2レクリエーションがあるところ。

3経管栄養、たん吸引に対応してくれるところ。

 以上の3つは、外せないこととして、考えていました。

 

今のホームに見学に来て、希望の3条件は満たされていて(嚥下リハビリは歯医者)、

環境やサービスも申し分ないと思い、現実的な話として、

月額の予算を20〜25万で考えているとホームのケアマネさんに伝え、

近いかたちでプランを組んでもらっていました。

 

今、半年が経ち、訪問看護訪問介護、施設に併設のデイサービスと、

どれもがほぼ思い通りになり、それぞれのスタッフのみなさんにも、母は

なじんできているので、何も不満はないのですが、

ただ予算だけ、少しオーバーしがちで、そこだけ見直したいと思っています。

 

そうするには、介護保険で支払うもの、医療保険で支払べきもの、そして、

難病の医療補助はどう使うべきかなど見直して、費用が抑えられるかどうか

検討してみなければなりません。

改めて、介護のシステムが複雑であること、

いろんな制度など知っていると知らないとでは、費用のことなど、

大違いであることも、感じています。。

 

このままでは、何となくしっくり来ないというか、この先、不安なので。

良い機会です、まずは父と二人で、勉強会ですな。。