介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

歌声喫茶体感

 

 父の車が駐車場から出るのを食堂の窓から眺め、母と私が部屋へ帰ろうとしていた時、

「一緒にお茶を飲みましょう」と3人組おばあちゃん達が声をかけてきました。

食堂には入所者の方用のフリードリンクのサーバーがあります。

 

3人のおばあちゃんたちのほか介護士さんも加わり、私達を誘ってくださいます。

「なに飲みますか?」介護士さんが紙コップを用意して、聞いてくださいました。

「水で」と母。

母も一口二口は飲めるようになったので、みんなとお茶できるのが、

私はうれしくてたまりません!

 

続いて介護士さんは、食堂の大きなテレビモニターのリモコンを操作しながら、

youtube聞けたんですけど・・・」とつぶやき。

映像を流し、それに合わせて歌を歌おうとされていたのです。

 

どうやら、画面にyoutubeの映像は映りそうにありません。

それで、みんなで歌本の歌をアカペラで、歌う事になりました!

 

紙コップのドリンクを片手に、歌本を持ってみんなで歌う。

楽しいじゃないですか!!

母たちの若い頃にはやったという歌声喫茶って、きっとこんなふうだったのかなあと。

 

母は、音程を歌い分けることがうまくできないのですが、

みんなの歌を聞いて、座っていることは、きっと楽しめていると思います。

みんなも一人部屋にいるよりは、絶対楽しいはず!

 

歌った歌は、365歩のマーチ、幸せなら手を叩こう、ソーラン節、

愛しちゃったのよ、。。。

母と私は途中で帰ったので、ここまでの4曲を聞きました。

でも十分満足です。。

こんな時間が、頻繁にやってくるといいなー。

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夏の宵の空。大好きな時間です