介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

ホームで、誕生祝い

きのう、ホームでの夕食時、8月と9月に生まれた入所者のみなさんが

お祝いのお花をいただくという、ちょっとしたイベントがありました。

 

8月生まれの母も、その該当者です。

本来ならば、ボランティアの楽器奏者の方々が見えて、

その演奏を聴いた後に、誕生日のお祝いの時間が設けられていたそうですが。

きのうは台風の影響で、ボランティアの方々が来られなくなり、

急遽、みなさんが集まる夕食時に、お祝いの時間が設けられることに。

 

このホームで、食事を口から摂れないのは、母だけです。

いつも自分の部屋で、朝夕の2回、栄養を胃ろうチューブで流し込むので、

食事時に食堂に来たのは、きのうが初めてでした。

 

誕生日のお祝いをしていただけるのは、とてもうれしいんですが、

食堂でみんなが食べるところを目の前にしながら、花束を受けとる時間を待つのは

辛いなと思いつつ。

 

それでも、廊下やホールで母にいつも手を振ってくれる数人の入所者さんが、

食堂の隅っこで、車いすに座って待つ母の姿に気付いて、手を振ってくれたので、

食べない母が、なんとか、夕食の場で、花束贈呈の時間を待つことができました。

 

母は、本当は、どんな思いだったのだろう。。。

 

早くペースト食が食べられるようになり、食に対して、こんな気遣いをすることが、

少しでも減ればいいなぁと思います。

 

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