介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

「お風呂にいきたくない!」おじいさん

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一昨年買った球根・クロッカス。昨年は咲かずに2年目にして咲きました!

 

新型肺炎の感染予防ための今のシフトは、だいぶ慣れてきました。

面会時間が短くなってはいるものの、母には、思ったほどマイナスの変化はなく、話もぽつぽつできます。

 

デイサービス後、母はまったりと部屋のベッドに横たわっていました。

扉にはのれんをかけているので、いつも半分開けているのですが、

きょうはお向かいの部屋に来られている介護士さんの声が、ばんばん響いてきました。

 

母はだまって、私に視線を投げかけます。

なんの騒ぎ?といいたいんだろうな。

どうやら、向かいのおじいさん、お風呂に入りたくないと、

介護士さんのお迎えに対抗して、部屋から動かないみたいです。

 

「一週間に2回しか入らないのに、きょう行かなかったら、次また

○○曜日までお風呂はないですよ」。

介護士さんが熱くなられているのが伝わります。

 

動くのがおっくうだからと、寝てばかりになることを、

必死に避けようとされていました。

そんなやりとりが、10分くらい。

 

私は帰り時間になり、結末を見ずに帰りましたが。

嫌がる人を動かすのは大変だ・・・。

母はそこまで、やりにくくなくて、よかった。

 

それにしても、母のあのジロリ目線はモノをいいますな。

べらべらしゃべるよりも、威力があります。