新型肺炎の感染予防ための今のシフトは、だいぶ慣れてきました。
面会時間が短くなってはいるものの、母には、思ったほどマイナスの変化はなく、話もぽつぽつできます。
デイサービス後、母はまったりと部屋のベッドに横たわっていました。
扉にはのれんをかけているので、いつも半分開けているのですが、
きょうはお向かいの部屋に来られている介護士さんの声が、ばんばん響いてきました。
母はだまって、私に視線を投げかけます。
なんの騒ぎ?といいたいんだろうな。
どうやら、向かいのおじいさん、お風呂に入りたくないと、
介護士さんのお迎えに対抗して、部屋から動かないみたいです。
「一週間に2回しか入らないのに、きょう行かなかったら、次また
○○曜日までお風呂はないですよ」。
介護士さんが熱くなられているのが伝わります。
動くのがおっくうだからと、寝てばかりになることを、
必死に避けようとされていました。
そんなやりとりが、10分くらい。
私は帰り時間になり、結末を見ずに帰りましたが。
嫌がる人を動かすのは大変だ・・・。
母はそこまで、やりにくくなくて、よかった。
それにしても、母のあのジロリ目線はモノをいいますな。
べらべらしゃべるよりも、威力があります。