介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

栄養注入の練習

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実家に母が来て、3日目。

部屋の環境は、大体落ち着きました。

さあ、これから本格的に、父と私の胃ろう栄養注入の練習が始まります。

 

朝に300g、夕方に600g、母の胃に経管栄養のゼリーを注入します。

普通は看護師さんの仕事ですが、在宅介護においては、

家族に限り、トレーニングを経たのち、栄養注入を行っていいのだそう。

 

実家で一昨日から、父が朝、私が夕方に注入の練習をスタートしました。

一昨日ときのうは、見学が主で一部のみを行っていましたが、

きょうから、父、そして私が、最初から単独で注入作業を行い、

分からないところを聞いたり、間違っているところを指摘してもらったり

しました。

 

看護師さんいわく、父が理論型で、私が体で覚える型と。

まったくそのとおりですな。

私は学生の頃から丸覚えしかできません。

 次のこういうことのために、こうすべき。

・・・のようなアタマで考えて行動することは苦手なのです。

 

看護師さんは、覚えはきっと私のほうが早いかもと言われました。

 

しかし、「何かトラブルがあったり、ルーティーンでないことが起こったとき、

対処に戸惑ったりしてしまうかもしれませんね」とのこと。

 

結局、父のほうが褒められたような。

高齢者になって記憶力が落ちても、理論的に考える能力は、変わらないんだな。。