介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

コーヒー牛乳を飲む

14日の夕方、父母と、夫と私と、夕食を一緒に囲みました。

 

このご時世で、いつものメンバーである弟は、他県に住むので、

今回は欠席です。

 

メニューは、手巻き寿司と茶碗蒸し、鶏の唐揚げです。

それに、飲み物を用意しました。

 

母には、コーヒー牛乳を。

 

昔、母がよく作ってくれていたコーヒー牛乳。

インスタントの顆粒のコーヒー粒と砂糖を、少ないお湯で溶かし、

残りは、冷たく冷やしていた牛乳をたっぷりと。

母はそれに、氷を入れて、ストローを入れてくれ、

私と弟は、まるで喫茶店で出て来る飲み物みたいに、

喜んで、飲んでいました。

 

最近、私がつくるのは、父が買ってくる砂糖入りのアイスコーヒーに、

牛乳を入れるだけ。簡単です。

 

母の前には、ゼリーと、茶碗蒸しと、コーヒー牛乳のコップを

置いていました。

「どれがいい?」と聞くと、

「コーヒー」と答える母。

 

昔、母が作っていたコーヒー牛乳のことを、思い出しているのか、

いないのか。

わかりませんが、何回も、何回も、

どれがいい?と尋ねる度に、「コーヒー」と答えていました。