きのうに続き、母と昔の話をしました。
ちょうど私と交替に来た父も交えて、40年くらい前の話なのに、けっこう
はっきりとみんな覚えていました。
それは、弟や私が小学生だったころのことです。
近所に住む弟の友達のお母さんは、青森の出身でした。
リンゴみたいな赤いほっぺをして、青森弁がちっとも抜けない可愛らしい方。
「青森出身の知り合いなんて、あとにもさきにも、あのお母さんだけやったよね」
父母とも、私も学生時代のほかは、九州から出ないで暮らしているので、
東北の方と知り合う機会など、ほぼありません。
なので、その可愛いお母さんとのやりとりがとても新鮮!
家族で最初に仲良くなったのは、同居していたおばあちゃん(父の母)です。
仕事を持っていた母の代わりに、おばあちゃんが、
弟のクラスの保護者会に行ったことがありました。
和服を着たおばあちゃんと、青森弁のそのお母さんは、他のお母さんたちの間で
異質と言えば異質。そんなことも、きっと関係していたはず、
おばあちゃんは、そのお母さんと、すっかり意気投合したらしいです。
そして、何かのときに、九州のお正月料理についての話になったそうで、
全く知らないそのお母さんに、教えてあげようということになり、
その冬、母とおばあちゃんは、そのお母さんに、
博多の雑煮作りを体験してもらったそうです。
何かしてあげたくなるような、青森から嫁いできた可愛らしいお母さん。
その後は、少し離れたところに家を建てて、引っ越して行ったそう。
どうしているかな。。