介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

ホールで口腔ケア



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たくましい木の根っこ


きょうは、午後から口腔ケアに歯科衛生士さんが見える日。

午前中のデイサービスから部屋に戻った母は、少し昼寝をしたあと、

「起きて、テレビを見に行く」と言い出しました。

 

「え?きょうは、このあと歯科衛生士さんが見えるよ」といっても、

「来られたら、戻る」といい、どうしてもテレビのある共有スペースへ

行きたい様子。

 

そろそろ、歯科衛生士さん見えるはず、と、心配になり、

廊下に出て、テレビのある共有スペースへ行ってみると、

なんと!そのスペースのソファで、ほかの入所者さんの口腔ケアを

されている最中でした。

 

「あの、母も、部屋ではなくて、ここのスペースで、ケアしていただくことは

できますか」と歯科衛生士さんに尋ねると、

「ええ、ここでも、お部屋でも、どちらでも大丈夫ですよ」との答え。

「じゃあこちらで」と、母を車いすに乗せ、連れてくることに。

 

母は、咳もせず、ホールでおとなしく、歯科衛生士さんにケアをしていただきました。

口のケアのあとは、「少し、発音の練習してみます?」と提案され。

促されて母は、「あー、いー、うー、えー、おー」五十音の発音練習を始めました。

「この間よりも、いいですねー!」と褒められ、

母はまんざらでもない様子。

 

2週間に一度来られる歯科衛生士さん。

これからも、楽しみです。