介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

血圧 76/37!!

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きょう、午前中はデイサービスの予定の母。

終わり頃の12時過ぎ、デイサービスの部屋に行くと、母は不在です。

 

スタッフの人が、寄ってきてくれて、

「きょうは、血圧低めで、ベッドで過ごしたほうが良さそうとの

看護師判断により、部屋に戻ってもらっています」と教えてくれました。

 

こんなとき、ホーム内にデイサービスがあるので、すぐに部屋に

戻れるのは、とても都合がいいのですが。

どんな状態なんだ?と、母の体調不良が心配です。

 

部屋に行くと、ベッドで寝ていました。

「来たよ」と言うと、

「おトイレに行きたい!」と開口一番がそれでした。

おむつにパットをつけているので、トイレにはもうずっと行っていない生活なのに。

 

一種の母なりの、訴えに思えました。

しんどかったのに、どこいっとったと??

みたいな。

 

尿がたまっていたパットを交換すると、少しは落ち着いたようで。

今度は「お父さんは?」と母。

火曜日は、いつも15時くらいに来るよ、と母に言いましたが。

父がいないことも、不満のようです。

 

この日の血圧は、朝一の76/37という恐ろしい数値から、

84/55、90/60と、徐々に回復はしていきましたが、看護師さんに

「念のため、きょう一日は、車いす移動は控えておいてください」と言われたので、

車いすで共有スペースにテレビを見に行ったり、

食堂の窓際に景色を見に行ったりもできず。

 

食べ物を口にする飲み込みの練習もストップとのことだったので、

とても時間を持て余しました。

途中、父と交代し、父とも、ずっと二人、部屋に籠りっきりだったので、

父も母もストレスがたまったと、あとで、電話で聞きました。

 

移動ができないと、しんどいなあ。

 食堂にいったり、散歩に外に出たり、

車いすで動くことができないのって、こんなにもストレス!

 

そして、食べる練習ができ、母の好物の温泉卵を食べられるなんて、

とても貴重なことだったんだ。

 

そういうこと、ひとつひとつをもっと大事に思わないといけないなあと

実感した、きょうでした。