介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

私もカレーが食べたい

きょうは朝から12時50分まで、デイサービスの母。

そこで、昼ごはんを皆さんが食べるあいだ、母は、近くに車いすで佇んでいます。

 

きょうのランチは、カレー。

部屋中に、カレーの匂いが広がって。

カレー好きの母はたまらず、ついに、

「私も食べたい」と、スタッフの人に訴えたそう。

 

こんなことは初めて。

心に、ずっと抱いている食べたいという思いを、

きょうそれを、初めて人前で口に出しました。

それでスタッフの皆さんはびっくりしたという。

 

わたしが来たときに、すぐにその出来事を伝えに来られました。

それは、ある程度予測できた出来事でもある・・・。

その場で、父に電話して、

「カレーもってくることできる?」と、

母に、スタッフに、入所者のみなさんに聞こえるように、電話で話しました。

 

「お母さん、あとでお父さんがカレーもってきてくれるって。

よかったね。あとで食べよう」と、母に言いました。

 

残りのデイサービスの時間、私が持ってきた温泉卵を食べる事にしました。

 

「食べられない人」から、「少しは食べられる人」へ。

母のイメージ大転換の日になったかな。