介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

母笑い、刺身食す

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きょうは、日曜日。

14時半頃、実家につきました。

 

訪問のスタッフの方もみえず、外出の予定もなく、

ノープランです。

 

こんな日は、母を笑わすネタを披露。

 

笑わせるためにまずやっていたことは、変顔でした。

最初はわらっていても、同じことを続けてしていると、耐性ができ、

笑わなくなります。

 

きょうの、新ネタは、エドはるみの「グッグ、グッグ、グー」と最後の「コォー!」の

物まね。

 

ベッドに寝ている母に、至近距離で、やってみると、

久々にけっこう受けました!

 

母が大受けしている様子に、父も気付いてやってきて、

「おれも、やろう」と言い出し、父と二人で母に至近距離で、

エドはるみの物まねをしてみせました。

 

クックックッ、と、母は肩を小刻みに揺らしながら、

また、あの泣き笑いみたいな顔で、笑いました。

 きっと、腹筋が、鍛えられたはずです。

 

そんな時間を過ごしたあと。

きょう、父は夕飯に、刺身をつくってテーブルにのせていました。

母用には、マメの煮ものをすりつぶして、テーブルにおいていたのですが。

 

車いすにのり、最近の定番になった、父と夕食のテーブルにつく、を、

きょうも実行。

しかし、母用のマメのペーストは、2口くらいで食べるのをやめ、

父のつくった刺身に手を伸ばします。

 

父が、「噛んで出すならいいたい」と母に言いました。

母は、もう、本能で、刺身を口にして、噛み噛みします。

見ていて、非常に心配!

いつもリハビリの先生や、看護師さんたちが、

大切に大切に、母をケアしてくださっているのに、

こんなに不用意に、刺身を口にいれ、出させようとしているとは。

 

父は、母に食べさせて一瞬でも喜ばせたいという気持ちが強く、

私は、スタッフの皆さんの丁寧な世話に対して、

今の刺身の味見がずさんで危険で、心配でたまりません!

 

とりあえず、噛んだ刺身を、出させて、(みえる範囲では)

スポンジブラシで口のなかを掃除し、終了してきました。

 

無事に、明日がやってきますように。