介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

味噌汁と丸ボーロ

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このところ、エスカレートしつつある、母の食べ物トレーニング。

きょう私は、味噌とネギとわかめを持って、母のところへ行きました。

 

もちろん、母は、形のあるネギとわかめは食べられませんが。

香りと見た目の雰囲気だけでも楽しめたらと思い、持ってきました。

 

最近父がティファールの電気湯沸かし器を、母の部屋に持ってきたので、

お茶したりして、なんだか楽しくなってきました。

 味噌汁も、それから来たアイデア

 

コップに味噌と具材を入れ、熱々のお湯を注いで。

湯気がたって香りが広がり、なんか、それだけで楽しくなります。

 

母には、具材をのぞいた味噌汁だけ、スプーンですくって口に入れると、

「あつっ」。

一度口に入れたものの、口から漏れ出し、顔をしかめて、咳き込んでしまいました。

失敗、失敗。。。

 

そんなことをしていると、今度は、父が丸ボーロを手に部屋にやってきて、

袋をあけ、母の手に持たせました。

すると母は自分で口に運んで、

「がぶっ」。

豪快に、かぶりつきます。

すぐには飲み込めずにずっと、もぐもぐ、もぐもぐ。

 

私や、父の持ってくる食材は、トレーニングになっているのか、どうか。。

一番大きいのは、私達家族の自己満足ですな。