介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

飲み込みの先生の日

きょうは、お盆休み前の最終日。

世の中の皆さんは仕事を片付けるのにバタバタの様子で、道路の混雑は半端ないです。

 

そんな中、朝の栄養注入後の10時ごろ、飲み込み訓練の先生が、

母の元に来られました。

 

きょうは、特別に飲み込みの映像を見るとかではなく、

母の飲み込み訓練で、食べてよいもの、そして注意することなどを

細かくお伺いする、ミーティングのような日。

 

改めて、母の現状で、食べられるものを確認。

そして、来月、再来月と進めていきたいことなど、お互い擦り合わせをしました。

 

今、母は、ジュース、お茶、牛乳系でないスープ、おかずの煮汁など、

乳製品を含まない液体物をとろみ状にして、摂取することが可能です。

味噌汁も、野菜の冷製スープも大丈夫です。

 

そして、今後目指したいのが、ミキサー食。

おかずをミキサーにかけ、とろりとさせて食べる。

個体をすりつぶしたものなので、液体よりも少し進んだものと言えます。

 

父は、「おかゆを食べられるのはまだ先かなあ」と、少しがっかりした様子でしたが。

 

そのほか教えていただいたのは、体に緊張がない状態で飲み込むことが大事とのこと。

そして口からわずかでも食べ物飲み物を入れることは、のど、食道や胃を刺激し、

脳から出るドーパミンを活性化し、だ液腺を活性化する。

そして、そうした体のあちこちを動かす試みを続けることが、何より大事らしい。

 

最後に先生は、「なにが食べたいですか」と母に質問。

母は「何でも食べたい」と答えましたが、実はお酒のつまみ系が大好きな母。

私はウニを食べさせたいとも、先月先生に伝えていました。

難易度少し上がるそうですがウニを次の目標に、引き続きがんばろうということに。

 

それまでは、現状許されているものを、確実にむせずに食べられるよう、

地道にがんばりましょ。