介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

飲み込み指導日

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きょうは、午前中、歯医者の飲み込み訓練チームの皆さんがみえました。

11時15分スタートで、母はまだ少し眠そう。

 

2週間前の診断で、とろみ付き液体を用意することをきちっと守るよう指示をもらい、

今回は、その実演練習でした。

とろみのつく粉を溶かしたオレンジジュースを凍らせて。

そのジェラード状になったオレンジジュースを母の口にいれ、

のどを通る様子を、鼻から入れたカメラで撮影して、その映像をみんなで見ました。

 

映し出された映像では最初から、気管の入り口の周りに、少しつばが溜まっています。

口に入れると、オレンジの固まりが滑り落ちていく様子が見えました。

気管には入らずに、うまく食道へ流れて行きました。

 

それでも、気管のまわりにたまっているつばやたんが気になって。

それを除くにはどうしたらいいのやら・・・。

飲み込むときに鼻やのどをふさぐことで、圧力をかけて、気管のふたも

閉じるのだそう。

それには、筋肉がきちんと動く必要があります。

 

そこか、やっぱり。

結局、のどの筋肉を使うようにすること。

毎日のおしゃべりや、飲み込み練習が大事なんだろうな。