介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

のどを映像で見る→飲み込み練習メニュー作成

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きのうは、歯科の飲み込み専門の先生が診療に来られました。

2週間ぶりです。

母の体調が良ければ、カメラが付いたチューブを母の鼻からのどに入れ、

映像で見ることになっていました。

 

先生の「お元気そうですね」という問いかけにもしっかり「はい」と

答える母。

運がいいことに咳もつばも出ず、きちんと目を覚ましていました。

では、鼻からのどまでカメラを入れましょうと。

カメラはパソコンにつながれていて

パソコンのモニターに映像が映し出されます。

 

カメラはのどを上から、食道のほうまで映しています。

母ののど付近をカメラでみるのは、怖いかな?と思ったけど、

意外と動揺せずに、普通に見ることができました。

歯医者さん、看護師さん、ケアマネさん、父、私、母自身も。

部屋にいるみんなで、パソコンモニターののど映像を見ています。

 

リンゴジュースと、それに少しとろみをつけたものとを用意して

飲んだところを映像で見てみます。

先生は、

「気管にも少しは入っていますが、舌の根がしっかりと動いていますね。

液体より、少しとろみがあるほうが、上手に運べていいみたいです」

 

前の病院のときよりも、親切な言い方!

状態的には、変わらないのだと思うけれど、

リスク回避に徹する病院とは違い、

本人の食べたい思いを尊重してくれた、ありがたい言い方だと思いました。

 

この調子で、とろみを少しつけたジュースやだし汁などを、

毎日2〜3口、スプーンで口に運び、飲む練習をすることになりました。

近いうち母の好きな魚介の汁ものでも持って行こうかな♪・・・って、作れるかな!?