介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

寒さ緩む

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きのうまで、0℃とか1℃とか、半端ない寒さが続いていたのが、

きょうは少し暖かに。

母の注入を終え、いつものように厚着をして実家の玄関を出ると、

冷たい空気が、気持ちよくさえ感じられました。

 

きょう、母は絶好調。

リハビリの先生がみえる直前に、するめをかみかみし、

つばが盛んに出ていました。

 

そして、先生の体ほぐしが始まり、肩を回して、肩甲骨のあたりを

動かしてもらっているときです。

「肩甲骨を動かすと、肺やのどにも刺激がいき、巡りがよくなりますよ」

そう説明をしてもらっている途中、母は大きな咳をし、

つぎの瞬間、口元にまでつばをあげていました。

 

「すごいですね、○○さん!もう吸引しなくてもいいくらい

のどに溜まっていたつばが、たくさんあがってきましたよ」

 

吸引器を使わずに、母はのどのごろごろを回復させました。

 

そして、今度は、車いすに座り、足を床につけて、

足の指を上にあげる練習。

このミッションも、母はうまいことクリアしました。

 

「どうしたんですか?めっちゃ調子いいじゃないですか!」

とリハビリの先生がびっくりすると、母は、少しドヤ顔に。

 

足腰が強くて、態度もデカイ。

それでこそ、母です。