介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

父の気遣い

きょうは、2月14日。

 

午後から実家に行くと、父が母にチョコレートを買っていました。

包みには、父と私からだと書いてあるメッセージがあって。

私はすっかり忘れて、何も用意していなかったというのに。

 

おまけに、メッセージには続きがあって、

「先生の分も、あります。2個あるうち、いいほうを選んでください」

と。

きょう、来られる言語聴覚士の先生のことです。

 

母は、時間をかけて包みを開け、二つあるチョコレートの箱の、

ひとつを自分のに、もう一つを言語の先生に渡しました。

 

この日に来られる方には、やっぱりチョコレート渡したほうが、

いい空気になりますもん。

 

この頃、いろいろ怪しくなっていると心配な父ですが、

この気遣いには、一本やられました。