介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

言語聴覚士の先生のお話

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きょうは、週に一度の言語聴覚士の先生のリハビリ。

 

母のリハビリ中に、たくさん情報をくださいます。

 

舌を前に出す動きを練習しているとき、母が半分くらいしか出せないので、

「舌を前に出すのに、どこが働いているんですか?仕組みというのは?」

と尋ねると、

「舌自体が筋肉なんです。どこと一緒に動くとかいう仕組みではないんですね。

筋肉が硬直する症状のお母さんは、舌自体にも力が入り、

前に出そうにも困難を要するんです。」

 

初めて知りました。

舌は筋肉なんですね。

舌を動かすというのは、それ自体筋トレなんだ。。。

 

私自身も舌の運動を、お風呂に入ったときに地味にやっています。

 

母の嫌いな筋トレ。

嫌がるわけです。

 

先生は、今度は違うことを提案。

絵の書いてあるカードを母に見せ、それを私に伝えるというシンプルなことです。

母は最初のカードの絵を見て、まずは「トマト」と。

次に母は「ワラビ」と言います。というか、そう聞こえました。

しかし正解は「カギ」です。

 

ワラビとカギ、絵の色が似ているかもしれなかったけど、

それにしても・・・。

 

毎年父と5月にワラビ狩りに行っていたからか。

母はワラビに思い入れがあったのですな。