介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

いい日と悪い日と

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先週のリハビリでは、母は数秒間、↑こんな姿勢でいることができました。

リハビリの先生は、手前に座った状態で、母からは離れた位置です。

 

「適切なトレーニングをすれば、人は、いくつになっても、筋肉がつくんです」

リハビリの先生の言葉。

先生から、鍛えていただいたから、母は体幹がここまで持ち直しました。

 

ここまで、リハビリをやってくださるのは、

以前、先生に「やってみたいことは?」と母が聞かれたとき

「山に登ること」と、答えたからです。

 

みんなびっくり。

進行性核上性麻痺と診断を受け、だれもが、いかに現状維持していくかと

考えていたところ、

母は、おそらく案外軽い気持ちで、「山登り」と答えたことを、

先生が、しっかりと受けとめてくれたのでした。

 

それからというもの、母の調子がいい時は、

かなりスパルタで、トレーニングをやってくださいます。

「○○子さんが、”山登りがしたい”と答えたからには、

私達は、少しでも実現に近づけるような、メニューを考えますから」

ある意味、先生もチャレンジなんだと思います。

 

神経系の難しい病気になった母が、どこまでやれるか。

先生も、私や父も、そして母本人も、

真っ向から、チャレンジしてみる価値は十分ある。。

 

調子いい日も、悪い日もあるけれど、

そんなチャレンジングな日々を過ごしています。


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