介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

楽しみは「お父さん」

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きょうは、また一日雨です。

今週に梅雨明けして。。。と踏んでいるのですが。

 

さて、週の初めは、言語聴覚士の先生のリハビリからスタート。

 

きょう、母は目は覚めていたけれど、言葉の調子が思わしくなく。

ぽつり、ぽつりとしゃべり、長い文は、何回にも分けて息継ぎして

話す感じでした。

 

先生が、リハビリの一環で母に話をさせようと、

「○○子さん(母のこと)の楽しみは何ですか?」と尋ねました。

すると母は、「お父さん」と答えました。

 

楽しみはお父さん?

そのあとに何か続けて言うかと思って、まったけれど、何も出て来ず。

 

「お父さんがうらやましいですよ。うちの妻は、そんなふうに思って

くれていませんよ」と、先生には笑われていました。

 

なんか、子どもの私が聞いていて、恥ずかしくなる感じでしたが。

 

先生は、「じゃあ、お父さんとお話ができるように、言葉の練習をしましょうね!」

と母に葉っぱをかけられます。

 

耳の遠い父と、言葉がなかなかはっきり出てこない母と。

どこまで楽しく話ができるか、わかりませんが、

チャレンジするのは、二人の脳にとてもいいだろうというのは、確か。

がんばれ、父母。