介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

お盆の外出

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きょう、午前中のデイサービスのあと、母のふるさと(といっても車で30分)へ

2時間半ほど里帰りしました。

 

デイサービス を終え部屋のベッドに寝ていると、ほどなく父がやってきて。

帽子を被り、飲み物を用意して、ホームを14時半に出発。

ホームの駐車場で夫と合流、現地で弟と合流予定です。

 

ホームを出て、15分くらいすると、山が近づいてきて、

緩やかなのぼりになります。

エアコンをつけていると、のぼりに馬力が足りないので、消して

窓を開けました。

窓から入ってくる風は、少しぬるく、でも川の水の匂いが交じり、

かすかに水音も聞こえてきます。

 

「空気が良さそうだね」と夫。

久しぶりに行く、ダムの上にある母の若い頃に住んだ場所は、

真夏のこの時期でもきっと気持ちいいはず。。

 

待ち合わせの駐車場に、弟はすでに到着していました。

駐車して車から降りると、空気が爽やかな気がします。

どうしても水に入りたい私に夫も付き合ってくれ、

母に触れさせる川の水を汲みに行くという口実で、川に浸かりに行きました。

 

先に川に入り、足を滑らせびしょぬれになっていた弟は、

川の水、そんなに冷たくないよ、といっていましたが、十分冷たくて気持ちいい。

いつものように、母が帰りたい!と言い始めたらマズいと思い、

ペットボトルに水を汲み、数分浸かっただけで、みんなのいる駐車場の

ベンチに戻りました。

 

そこでお茶したあと、帰りに、いまは甥っ子が住んでいる母の実家に寄り、

亡くなっている母の両親、母の兄夫婦を祀る仏壇に、お参りをしました。

甥っ子夫婦も、とても喜んでくれて、母もうれしそう。

 

真夏のお盆の外出で、暑さを心配していましたが、

母も私達もみんな、自然やふるさとに元気をもらえたような。

外出していい時間を過ごせました。

 

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