介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

母の部屋で針しごと

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母の部屋で針しごと

 

古くなったシャツを何かに使えないかなあと思って、捨てないでいました。

そして、なんだかきょう急に、そのシャツをリサイクルしようと思い立ち、

シャツと針セットを持って、母のところへ来ました。

 

母の寝ている間に縫おうと思っていたのですが、

きょうは、NHKの今年の大河ドラマ麒麟がくる」の、再放送をやっていて。

体調もいい母は、それを見始め、テレビの前に1時間半も座っていました。

 

シャツを切って、何種類か、作れるかなと思っていたけれど、

きょうは、そんなふうで、元気な母に付き添っていたので、

寝ている時間は少なく作業ははかどりません。

ふきんを作りかけたところで18時半になり終了。

 

こどもの頃、同居していた祖母は和裁師だったので、針しごとをする姿を

よく見ていました。

着物を縫う特別の道具や、綺麗な絹糸が何十種類もあったのを覚えています。

 

しかし当時の私は、とにかくお転婆だったので、

家で何かするより断然外で遊んで過ごしていました。

祖母が生きている間に、私が針しごとをするところを見せていたら

さぞ、喜んだだろうになあ。

 

 

 ぜんぜん器用ではないので、出来上がりは、祖母には見せられませんが(苦笑)

 

針しごとに挑戦する時間を与えてくれる、母の見守り役、

これからも楽しみになりました。