介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

カテーテル検査

先週の土曜日、母は血管に細い管を通して検査するカテーテル検査を受けました。

造影剤といって、血管をカメラに映し出しやすくする薬を血管に入れ、

撮影する検査です。

 

梗塞が起こった脳幹の血管と、あと首と心臓の血管に、

細くなっている部分があるとのことで、

1時間半くらいかけて検査してもらいました。

 

結果、症状から、脳幹の橋か中脳かということは推測できているそうですが、

脳幹の梗塞が起こっている血管は、どこなのか、見つからなかったとのこと。

 

「おそらく、造影剤をとおした血管として写らない、

小さい血管のところで起きているのだと思われます」

検査をし、説明をしてくれるのは、30歳前後の若い先生。

医学部を卒業後、救急の脳外科医として、現場経験を積んだ、

若いけれど、この病院でもリーダー的な役割を務められているよう。

 

首と心臓の血管の細くなっている部分は、

「血管を広げる手術をされることをお勧めします」

と言われました。

 

私も、父も、「お願いします」と答えました。

 

「では、入院中に首の手術を行い、退院後、また別の日程で、

心臓の手術を行うことがよいかと思います。

今、不在の主治医に確認して、また後日ご相談させていただこうと思います」

 

手術を行うことで、血圧の上昇や、頻脈(脈数が多いこと)、重大な

梗塞や血管破裂などの予防が、ある程度できるとのこと。

 

すごいな。

もう、メスで体を切らずに、治療をすすめるんだ。。。

 

医療技術の進歩はすさまじい。