きのうは、実家の母の部屋に泊まる日。
入院中は行かなかったから、3週間ぶりくらい。
いつものように、母の寝息と、時おり咳と痰が絡まる音が聞こえます。
それに、きのうは、「お父さん!」という寝言も。
夢でも見ていたのか、大きな声で、
言った本人の母も、びっくりして起き、目をぱっちり開けています。
それから目を閉じないので、父に来てもらい、少しそばにいてもらって。
「じゃあ、○○(私)と交代するけんね。おやすみ」と言って、
父はいつも寝る部屋に戻っていきました。
退院してから、母が自分から「お父さん」と呼ぶことがなかったので、
夢を見て寝言で呼ばれたことを、父は喜んでいるように見えました。
こんなふうな、ささいな日常の積み重なりが、幸福なのかも。
日頃は気付かないけれど。