母は、1日2回、胃ろうの穴から、薬を注入します。
その際、薬はぬるま湯に溶かして、注射器に吸い込み、注入をします。
きちんとコントロールする薬を飲むことになり、
その薬がどうも、溶かす時にべとつく溶け方をするようで、
注射器に吸い込むときに、ピストンの出し入れを悪くしてしまうようになり。
薬を飲み始めて2週間後にはとうとう、ピストンの先に着いているゴムの部分が、
ピストンを押し込んだときに外れてしまいました。
注射器の先端のところにゴムが残ったままです。
ピンのようなもので、ゴムを刺して、やっとのことで抜き取りました。
予備の注射器はなくなっていたので、そのゴムのとれたピストンの先に、
父は、ガーゼを巻き付け縛り、ゴムの代わりになるよう細工してくれました。
使ってみたけれど、溶かした薬を含む液体が、注射器からもれるのは、
避けられませんでした。。
どうしよう!
手に薬を溶かした液体がこぼれるので、ビニールの手袋をつけ、
多少、こぼれながら、四苦八苦して薬を注入。
はやいとこ、新しいのをもらわんと!ということで、
その場で、在宅医の先生に電話をしました。
ちょうどつぎの診察が、2日後の予定だったので、
そのときに新しい注射器を持ってきてもらうことになり。
薬によって、ピストンの動きがすぐにまた悪くなることを予想して、
注射器の在庫を4本もらいました。
それまでの二日間は、多少液体がこぼれる父の工夫がなされたピストンで対応。
母に必要な薬の量が、不足している2日間でした。。。
今、実家のフェイジョアの木には、花が咲いています。
さすが、熱帯果樹らしい、エキゾチックな姿!