介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

薬注入、ピンチ!

母は、1日2回、胃ろうの穴から、薬を注入します。

その際、薬はぬるま湯に溶かして、注射器に吸い込み、注入をします。

 

脳梗塞後、原因と考えられる心房細動による不整脈を、

きちんとコントロールする薬を飲むことになり、

その薬がどうも、溶かす時にべとつく溶け方をするようで、

注射器に吸い込むときに、ピストンの出し入れを悪くしてしまうようになり。

 

薬を飲み始めて2週間後にはとうとう、ピストンの先に着いているゴムの部分が、

ピストンを押し込んだときに外れてしまいました。

 

注射器の先端のところにゴムが残ったままです。

ピンのようなもので、ゴムを刺して、やっとのことで抜き取りました。

 

予備の注射器はなくなっていたので、そのゴムのとれたピストンの先に、

父は、ガーゼを巻き付け縛り、ゴムの代わりになるよう細工してくれました。

 

使ってみたけれど、溶かした薬を含む液体が、注射器からもれるのは、

避けられませんでした。。

 

どうしよう!

手に薬を溶かした液体がこぼれるので、ビニールの手袋をつけ、

多少、こぼれながら、四苦八苦して薬を注入。

 

はやいとこ、新しいのをもらわんと!ということで、

その場で、在宅医の先生に電話をしました。

ちょうどつぎの診察が、2日後の予定だったので、

そのときに新しい注射器を持ってきてもらうことになり。

 

薬によって、ピストンの動きがすぐにまた悪くなることを予想して、

注射器の在庫を4本もらいました。

 

それまでの二日間は、多少液体がこぼれる父の工夫がなされたピストンで対応。

母に必要な薬の量が、不足している2日間でした。。。

f:id:midoringer:20210528120454j:plain

今、実家のフェイジョアの木には、花が咲いています。

さすが、熱帯果樹らしい、エキゾチックな姿!