きのう、実家に同じ町内の人がやってきました。
90歳のご主人が病院にいるという、86歳のおばあちゃん。
ご主人を自宅に連れて帰りたいと思っているおばあちゃんは、
在宅で母を看ている実家の様子を見学に来たのでした。
ご主人は、尿路感染で熱を出して入院し、そのあいだに筋肉が落ち、
急性期病院からリハビリを受ける病院に移されていたところ。
また、そこの病院で脳梗塞を起こし、その治療も病院でうけているという。
しかも、基礎疾患として糖尿病を患っているとのこと。
おばあちゃんが言うには、2月には帰れるんじゃないかと聞いていて、
その場合、自宅にどういった準備がいるのか、訪問のスタッフさんに、
どう介入してもらえばいいのかなど、悩んでいらっしゃいました。
半身不随になったご主人。
小柄なおばあちゃんでは、ご主人をベッドから車いすに、
またベッドからポータブルトイレに、介助して移動させることは、
難しい様子。
基本、ベッドで一日過ごす感じをイメージしているとのことでした。
トイレは紙パンツで対応し、あとは薬と食事のお世話、
そこに、糖尿病のインシュリン注射もしないといけないのだそう。
私も父も、母の在宅療養の経験しかないので、
たいした回答もできませんでした。
「外部の方の手を借りたほうがいいですよ。
まずは、やりたいことをケアマネージャーさんに伝えてみることからですかね」
と、それくらいしか言えませんでした。
平日は、訪問入浴ケア、訪問看護、訪問リハビリのだれかしらが
来てくださっている実家。
近所からも、実家の駐車場に止まっている車や自転車が見えているので、
みなさん、御存じなんでしょうね。
コロナ禍になって、格段に広がっていった訪問ケアの各種事業所。
本当に頼りになり、在宅医療のキーとなる方々です。。