介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

リハビリの先生と花見

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きのうは、満開の桜をみに、リハビリの先生と父と母と私で、

実家の向かいにある公園に行きました。

 

天気もよく、ふわっとした暖かい空気の外。

母も上着なしに、ネルの丸首Tシャツ一枚で外出。

車いすを押すと、少し汗ばむくらいの陽気でした。

 

一番大きい桜の木の下には、親子連れがシートを敷き花見中。

横眼に見ながら、私たちは写真を撮っていましたが、

気づいたその家族が、場所を移動して、私たちに

「こちら、どうぞ」と声をかけてくれました。

 

ちょうど、集合写真を撮ろうとしていたときだったのですが、父が

その家族にも「一緒に映りませんか」とまた、いつものように

突拍子もない誘いをかけました。

 

これが父なんだな。

子ども4人連れてきたというお母さん、

嫌がる幼児を抱きながら、「では」と一緒に写真に写ってくれました。

 

社交的なのか、陽気な酔っ払いに近いのか、定かではないけど、

父のそんな行動には慣れている私や母と違い、

リハビリの先生は、びっくりされた様子。

 

花見を通して、父のあいかわらずの社会性が確認できました。