口数が少なくなりつつある母。
問いかけには、二文字「はい」「そう」とかで対応し、
挨拶にしても、「ありがとう」「ござい」「ました」と分けていうことが
ほとんどです。
そんな中、夕方ごろに、母から私に発するのが
「何時に」「帰ると?」という言葉。
夜に泊まったときには、夜中ときどき起きて、
「今、何時?」と聞いたり。
母がまだ、元気だったころの感じがあり、
それを聞くと、「まだ、しゃべれるじゃん」と、
うれしいような、懐かしいような気持ちになります。
母に対して、病人扱いはできるだけしないでおこうと思いました。