口数が少なくなってきている母。
印象に残る言葉は、書き留めておきたいなと。
きょうは、父が買い物で不在のあいだ、
ベッドに寝ている母のそばで、本を読んでいました。
ときどき、母は目をあけ、辺りをきょろきょろ見回します。
そんなタイミングをうまく見つけたら、
「何かしようか」と母に問います。
何回か、そんなやりとりがあって、ことわざを言ったり、していましたが、
ある時母が「一緒に歌おう」と、自分から言いました。
これは画期的なこと。
「じゃあ、何歌う?」と聞いても、何も答えなかったので、
きょうは、私の選曲で、「浦島太郎」と「ふるさと」にしました。