介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

秋空

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今朝は、すがすがしい秋の空気です。

朝夕はだいぶ涼しくなり、朝方は、夏布団では足りないくらいでした。。

 

秋の乾燥した空気のために、母は口の中が乾きやすくなり、

唾が少しねっとりとしてきて、粘性が高くなりました。

自分で咳をして、痰を上げていたのが、

粘性が高まったせいで、うまく咳で上げられなくなっている様子。

 

スポンジブラシも、吸引機も、そんなに嫌がらず、

こちらの思う時に、使わせてもらえます。

 

先日、夜に実家に泊まった際、

母のいびきで、目が覚めました。

吸っても、吐いても、ごぉー、ごぉーと、

猛獣のようないびき。

 

昔、会社の同僚で、勤務時間にも、そういうおおきな猛獣のようないびきを

かく同僚がいて。その子は、無呼吸症候群でした。

 

それを思い出して、母の酸素濃度を測ると、なんと85!

びっくりして、体を急角度で横たわらせ、

吸引したりしてみたところ、

なんとか、96に戻りました。

 

驚いた・・・・。

言語聴覚士の先生に聞くと、

85になったとき、唇や手足の指先が紫色になっていたら、

救急車を呼んでくださいとのこと。

 

呼吸器が専門の在宅医の先生にも聞いたら、無呼吸の人で、

寝ているあいだ酸素が80台になる人はよくいるとのことで、

すぐ数値が戻るようなら、気にしなくていいです、と言われました。

 

母の場合は、舌が定位置になく沈んでいるために、

気道がせまくなるという理由です。

夜中も、注意がいるなあ。

気をつけなければ。

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