介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

母の部屋

母の部屋には南西に向いた窓があり、そこには障子があります。

午後からは、太陽が窓全面から照り付け

冬はいいけれど、夏はエアコンなしではサウナ状態。。

 

そんな部屋でも、最近は夕方には陽射しが和らいできました。

日中は障子を締め切っていることが多いのですが、

ふと見ると、下のほうに、うっすら植物の影が、影絵のように映っています。

今まで、気づかなかったけど。

なんだかほっとしました。。

 

そう思えるのには、気持ちに余裕がでたからだ。。。

 

母が入院していた病院から退院してきたすぐの7月後半は、

体調が安定せず、肺炎の炎症ののこりがまだ肺にあるのかな、とか

心配していました。

 

けれども、8月に入り、かかりつけの脳神経外科にも行き、

そこで肺のレントゲンをとってもらって、

「きれいに治っていますね」とお医者さんから言われて。

 

8月4日に誕生日を迎え、無事86歳になり、

お盆に弟がかえってきたときも、車いすでみんなと同じテーブルについて

白ワインを飲んだりして。

 

毎日が淡々と過ぎていく、平和な日常が戻ってきました。。

 

こういう時間が大事なんだろうな。

日々に埋没してしまうと、忘れてしまいがちだけど。

ありがたいです。。