介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

一歩踏み出した父

きょう、父は初めて、一人で地域包括ケアセンターに相談に行きました。

やっと、やっと、介護認定を受ける気になったのです。

 

半年前、免許を返納してから、歩くことが増えました。

初めは、歩数計に何歩歩いたか、表示されるのを見て、

「きょうは8000歩かぁ」とか、感心したりしていましたが。

 

徐々に、歩き方が変なことに気づいてきたようで。

父は、歩くとき「体が前のめりになっとう。前にこけそうになる」と。

実際、何回か、こけた経験もあるし。

 

そこで。

母のところに来ているリハビリの方に、自分もケアしてもらおうと

思ったらしいのです。

リハビリの先生にも前から、

「お父さんも、希望されたらリハビリしますよ」と、

声をかけてもらっていました。

 

きょう父は、リハビリの先生に

「そろそろ観念して、リハビリしようと思うとります」と伝えてみると、

「自費でもできますけど。介護認定受けられたら、2割、3割の金額になりますよ」

と教えてもらいました。

それで、介護認定を受ける決意をし、そのあとに、

地域包括ケアセンターを訪れたんです。

 

86歳にして、初めて介護認定を。。

自分から行ってくれて、よかった。

来週に、認定検査の日が分かります。

 

つい2週間前、歯が抜けて、歯医者に行ったら、入れ歯をつくることになり。

もうすぐリハビリを開始することになるし。

父は、自分の人生で、新しい局面に入っていっています。。

よいほうに変わっていくといいかな。。