介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

立春も過ぎ

雨が続くこのごろ。

2月になって、梅や水仙が咲き、春めいてきたかと思っていたのに。

 

実家の両親は、なんとか変わりなく過ごせています。

暖房の中、母の口腔内はカラカラに乾いて、

菌やウイルスがやってきたら、ひとたまりもない。。

でも、今のところ、乗り切っています。

 

去年の冬は、1月にコロナにかかって、落ち着くまで、ひと月以上も

かかりました。

母は、そのあいだに、発語がなくなりました。

 

今は、「あ~」は言えるけど。その一言の「あ~」に、

いろんな感情がこもっているのでしょう。。。

笑う時も「あ~」、苦しい時も「あ~」、いやなことがあるときも「あ~」、

元気な時も「あ~」、口に入れたものがおいしいときも「あ~」。

 

きょうも、リハビリの時に

「声は出ますか?」と先生に聞かれ、かすれかすれの声で

「あ~」と言いました。

それでいい。

そうやってリアクションしてくれるだけで、

みんなうれしいです。。