きょうは、ホームに着くなり、緊張から始まりました。
母の脈の数がまた多くて。
きのう朝、多かったのが薬で一時的にはおさまっていたのに。
また、160回/分に逆戻り。
看護師さん、主治医の先生、ケアマネさんが、次々と母の部屋を訪れました。
主治医の先生によると、薬が母の状態にあっていないのかもしれない、とのことで、
「ここでは心電図もとれず、的確に薬を調整するには限界があるため、
入院治療を考えてみてはと思うのですが、どうでしょう」と。
母にも確認し、「入院治療でお願いします」と返事をしました。
主治医の先生に、さっそく、循環器系の専門医のいる病院を探してもらいました。
第一候補は、2月に胃ろうの手術をした病院。
ここには、通常心臓の専門医がいらっしゃるのですが、残念ながら、
きょうは不在とのこと。
それで、昨年夏に、在宅で肺炎になった時に入院してお世話になった
総合病院に問い合わせをしてもらいました。
すると、その病院の先生は、現在の母の状態を詳しく尋ねられ、
「酸素濃度が問題ない数値なので、月曜まで様子を見てはいかがでしょう」
という返事だったそうです。
そして、昨年、病院で母に用いた不整脈を整える薬を教えてくださり、
明日からまた母に同じ薬を使うことになりました。
入院だ!と緊張で気持ちが高まっていた私達は、急に気が緩みました。
母は今、静かな寝息を立てながら眠っています。
その様子は、”脈が多くて大変な状態”だなんて、
少しも想像がつきません。
慌てないで、落ち着かないと。
こんな時も冷静でいる看護師さんのことを、改めて尊敬する1日でした。