介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

+αのこと

きょうは、自分の気分が少し落ち込み気味。

”病院に入院して心電図を撮ったほうが”と、看護師さんにすすめられたことを

引きずっていると思います。

 

こんなとき、この重たい気分を軽くするためにはと、

頭の中でぐるぐると思っていることが、”普通じかんを作る”ということです。

 

昨年夏、母が肺炎になって病院に入院した頃、

わたしも病気になり、入院をしていました。

 

その頃は、母の入院が、一時的なものですぐ退院すると思っていたのと、

まぁ、自分の病気も術後どうなるか、結果を聞いていなかったので、不安で、

自分のことで精いっぱいでした。

 

その時、とてもやりたいと思ったのが、”普通に暮らす”ということ。

スーパーで買い物したり、車を運転して近くまで出かけたり、

料理したり、洗濯物をたたんだり。

病院に入院している間は、そういったいつものことが、

できないのがすごく悲しかったのです。

 

なので、母にも、ホームで暮らしてはいるけど、

母にとって、普通なこと、通常モードのことを、1日にちょっとだけでも

感じられる時間を作れたら楽しいんじゃないかな、と思って。

 

きょうの、母との”普通じかん”は、平安絵巻みたいな装束の平成天皇

退位の儀式の映像をテレビで見たこと。

そういった、家のリビングにいるみたいな、”普通じかん”を一緒に過ごせたことを

幸せに思って(母もそう思ってるかな?)、気持ちを軽くしたいですな。