きょうは、私の定期健診の日。
3年半前、入院して手術してもらった病院に行ってきました。
当時、主治医だった先生は、転勤してもういません。
顔みしりの看護師さんたちにも、会いたいけれども、
なかなか入院患者のいる病棟へは、いけないですね。。
いつも必ず寄るのは、入院時に毎日通った、病院の庭。
ボランティアの方々が、きれいにお手入れしてくださっています。
きょうは私のほかにもうひとり、写真を撮っている女性がいました。
同年代ぐらいかな。
「こんにちは。曇り空でなかなかきれいに撮れないですよね。
外来で来られたんですか」と聞いてみました。
「いえ。入院しているんです」と。
「私も3年半前、入院していました。病院がきれいだし、
お庭もきれいですよね。毎日来ていました」と話すと、
「この病院はいいところですよね。看護師さんも、
先生もいい方々ばかりだし」とその女性。
ここは、がんの患者の専門病院なので、がん患者しかいなく、
患者みんなが、がんばっている同士のように思えます。
二言、三言ぐらい話しただけだけど、
その女性とも、共感できるなと感じました。
ここは、昔陸軍病院だった場所。
その後も、総合病院だった時期があり、その頃、
母も一時入院していたことがあったそう。
ここで入院して過ごしたという経験を、母とも共有できるこの場所は、
大切な場所に思えます。