介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

するめ記念日!

きょうは、うれしいことがありました。

母が、するめを噛むことができました!

1年ぶりくらいかな。。感無量です。。。(涙)

 

歯科医の先生が、母の飲み込みのトレーニングを担当してくださっていまして。

最初はまず、ジュースを数口飲む練習メニューを与えてくださったのですが、

その次に先生は、「するめ好きですか?じゃあ、次はするめを噛みましょう!」と、

するめを噛むトレーニングを、用意されたのです。

  

するめを噛む時には、顎の筋肉を使い、その動きが唾液腺を刺激し

嚥下(飲み込み)を促すことにもつながっていくという・・・。

歯が強く、噛み応えを実感したい母には、夢のようなトレーニング。

 

母は、昔からイカするめが大好き。

お酒のおつまみによく食べていたし。

きょうの日を、どれだけ待っていたことか・・。と思っていたけど、

本人は、それほどでもなく、母のイカ好きするめ好きをそばで見てきた

父と私が、それはもう、楽しみにしていたのでした!

 

先生の指示では、するめ一切れをまず左の奥歯で噛み、次に右の奥歯で噛む。

口腔内の左から、右へするめを移動させる時には、手を使わずに

舌で動かすという・・・。そこが狙いなんだそうです。

 

先生は、そばにいた父と私と、ケアマネさんにも、「一緒にするめを噛んで、

舌の関わりを確認してください」と、するめを渡されました。

それで、そこにいるみんなで、一緒にするめを噛み噛み!

 

嚥下のトレーニングの時間ではあったけれど、

みんなで宴会とかで、するめをつまんでいるような感覚に陥りました。

楽しかった・・・!