きょうは、用事があり、ホームには16時半過ぎに到着。
いつもの時間より遅かったにもかかわらず、
母と父は、駐車場が見渡せる食堂の窓辺に来て外を見ていました。
母は、きょうも顔つきがいい感じで、口数が少ないのは気になりますが、
まずまずといった様子です。
エレベータの前で合流して、無言ながら、何か言いたそうな母に
様子を尋ねると、先に父が、
「お母さん、なんか言いようけど、ききとれん。
靴がはきたいみたいなことやったかな」と。
耳の遠い父には、母のごろごろしたのどから発音する言葉は聞き取りにくいのです。
「あ、そうだ!靴はいて、外にいきたいとかいな?」
母は、こくりとうなづきました!
時間は17時前。
日差しは真上からではなくなっていますが、空気はまだ熱風のようです。
それでも、母の調子は良さそうなので、真夏の外散歩、決行することに!
いつものおでかけ帽子をかぶり、外へ出てみました。
父と私も帽子着用です。
雲はうっすら入道雲のようで。
夕方になっても、辺りは昼間照り続けた太陽の熱が満ちています。
そんな住宅街のアスファルトの道を、30分ほど歩いて、ホームに戻りました。
明日、82歳の誕生日を迎える母。
どんな思いでいるのやら・・・
暑さの中を散歩しながら、表情だけは、1年前と少しも変わらない母です。
明日は、お祝いに歌でも歌おうかな。