介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

のれん効果

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水曜日。

きょうの母は、何にも予定がない、リラックスday。

 

きのうは午前中、病院に診断結果を聞きに行って、

午後は、歯医者さんの飲み込みレッスンがあったので、大忙しでした。

母も、父も、私も、疲れが出て、きょうはだらりとして過ごしました。

 

先週の”脈はや事件”を経験すると、実は、こんなだらりとできる日が幸せなんだと、

あらためて実感できます。

 

きょうはなんだか、ホームの入所者のみなさんも、ゆったりしている様子。

夏が近づいて日が長くなっていて、夕食後もまだ明るいので、

みなさん、ますます時間をもてあましている感じです。

 

そんな中、母の部屋の前で、声をかけてくださる入所者さんが。

のれんをつけてから、夜以外は戸を開けているので、このごろは、

通りがかりの入所者さんたちが、ときどき部屋の前に立ち止まられます。

きょうは仲良しさんが、”こんにちは〜”と部屋に入って来られ、

ベッドでうとうとしている母に少し話をして行かれました。

 

またそのあとには、ほかの入所者さんが”車いすを階下に運ぶのを手伝ってほしい”と、

私(職員さんが見つからないとき声がかかります)を訪ねて来られて。

 

全介助で車いすの母は、自分では、少しも動く事ができません。

車いすでどこかへ行きたい、などと、職員の方に頼むタイプでもありません。

 

なので、こんな、ひょんな訪問者を、びっくりしながらも、

内心楽しんでいるのではと、思ったりします。