介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

個別リハビリの効果

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先日収穫したあんずと梅をシロップに。母はスプーンに5杯ほど、飲んでくれました




デイサービスの木曜日。

月曜日と同じく、9時から12時50分まで、リハビリルームで、

みなさんと一緒に過ごします。

母は、この間に入浴、栄養注入、個別リハビリと、

みなさんと違ったメニューが盛りだくさん。あっと言う間に時間が過ぎます。

 

その状況の中で、母なりに感じていることが様々あるようで。

きょう、リハビリ中の母に会うと、

「特別に、よくしてもらっとると。」と、私に言います。

 理学療法士の先生は、少し照れながら、苦笑い。

 

そうです。この時間の車いすでの参加者は母ひとり。

まだ、自立している人が多い中、母は一対一で、理学療法の先生に、

固くなっている筋肉や関節を時間をかけて、ほぐしてもらっています。

そのことが「特別に、よくしてもらっとると。」ということなんでしょう。

 

実際に、母はかゆいところがあれば、おでこの上の方でも自分の手を伸ばして、

自由に掻いたりできるようになりました。そういった快適さを実感しているんだと。

リハビリの先生は、母にそんな変化が表れているのを、喜んでくださっています。

まさに、チームですな。

 

母が、私と関係していないところで、社会のいろんな人々とつながっていることが、

とても嬉しく感じられました。