介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

母の疑いの心!?

きのうに続き、きょうも母は、父と夕方17時半ごろに電話をしたあと、

うたた寝をして、また18時半頃に、再び「お父さんに電話して」と

私に頼んできました。

 

父に、何度も電話をするのは、父も面倒がるだろうと思い、

母の気持ちをほかへやろうと、ハーモニカを吹いてみたりしました。

すると、「夜は、ハーモニカは吹かない!

あんたは音楽がすきかもしれないけど、きらいな人もおるから。

音がもれたらいかん」

と、長めの返答をしてきました。

しかられながらも、長くしゃべるし、父への電話を忘れているし、

いいぞ!いいぞ!と思いました。

 

が、ハーモニカをやめて、しばらくすると、また、

「お父さんに電話して」と。

 

私が帰る時間が近づいていたのもあり、

母は携帯電話を持っていないので、このまま父の声を聞けないのも、

なんだかかわいそうになり、

とうとう父に電話しました。

 

「もしもし、何しようと?」(母)

「ごはん食べようよ」(父)

「誰と?」(母)

「一人で食べようとよ」(父)

 

何か面白いです(笑)

とぼけたことをいうことも多い母なのに、

この会話は、父がどうしているのか、純粋に気になるようで。

疑ってもいるし。

若い頃と少しも変わらない、

いつまでも楽しい両親です・・・。