介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

作業療法士さんの手作りグッズ

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5月ももう下旬、日差しが強まり、緑が目にまぶしくなりました。

あんなに世界に猛威をふるっていたコロナウイルスも、

急速に勢いをなくしているような。

まあ、それにしても、社会全体の警戒が緩むのも早すぎる気がしますが。

これが自然なのかな。。

 

母は、週に2回、体のリハビリを受けています。

理学療法士の先生かと思っていたら、作業療法士さんだった。。

 

両者の違いはよくはわからないのだけど、

うちに来られる作業療法士の先生は、とにかく体の作りと動かし方について詳しくて、

拘縮しがちな母の体の各部の可動範囲を広げるのに、単なる運動ではなくて、

ボールやバトン(リレーのではなく、女子の使うやつ)を用意して、遊びながら、

知らぬ間にトレーニングになるという、楽しい仕方を提案してくださいます。

 

地道な努力が苦手な母にはピッタリ。

母の手の大きさや握力にあった細くて軽めのバトンを100円ショップで調達して

くださいました。

その、両端に星がついてキラキラした装飾がされたバトンから、母の視線が離れません。

なんだろ?と興味しんしんです。

 

聞けば、星とか透明の筒とかラメとか、材料をバラバラで購入し、先生が組み合わせて

オリジナルに作ってくださったのだそう。

お陰で、母は集中を切らさずに、そのバトンを使った動きを繰り返し、

結構な運動量をこなしました。

母が喜ぶと見て、作業療法士の先生が用意された方法が、大当たりです。

来週は、どんなアイテムでリハビリをするのか、楽しみ。