介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

母に笑われる私

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今朝、ジョギング中、よそ見して足元をおろそかにした私は、

こけて、両膝と両手、左肘をすりむく、ケガをしました。

 

朝の時間帯で、通学の学生がいる中、ウォーキングのおじさんたちには

「大丈夫?」と言われ、ちょっと恥ずかしかった・・・。

 

それぞれの擦り傷には、バンドエイドを貼って、

母の元に行きました。

きょうは、リハビリの先生が見えていたのですが、先生に見つかって、

「ケガされたんですか?大丈夫です?」と聞かれました。

 

膝と肘と、両手に貼ったバンドエイドを見た母は、なんと、

顔がほころび、表情が大きく動いています。先生は、

「娘さんのケガを、笑っているんですか?」と母にびっくりされた様子。しかしそれ以上に、母の表情が大きく変わったことに驚かれています。

母は、ますます顔を崩して、いつもの泣き笑いの表情になりました。

 

そう、母は、私が子供の頃からいろんなタイミングで、よそ見して転んだり

ケガをしてきたのに付き合ってきたので、

また、やっている!と、可笑しくなったのかもしれません。。

 

きのうの父のマズい口笛同様、

私の転んだ擦り傷で、母の表情が和らぐなら、それでよし!

 

不覚にも、こけたショックは、母の笑いで、薄らいだ気もします。