介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

ひとり外食ができない父

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きょうは、母の訪問入浴の日。

ちょうどその時間に、父が自分の体調の診察に、病院へ行くことになっていて。

 

父が病院から帰ってくる頃に、訪問入浴のスタッフさんの車が

実家の駐車スペースにあったら、父は車庫に入れられません。

 

「駐車してあったら、どっかでごはんでも食べてくれば」というと、

「一人で外食しきらん」と父。

「えー?今まで一人で外食したことないと?」と聞くと、

「ない」と答えます。

 

なんと。

83歳にして、ひとり外食が未経験とは。

 

父に言わせると、「一人で外で食べるくらいなら、家に帰ってくる」といいます。

わざわざ、お金使って・・・ということらしい。

 

なんか、すごくびっくりしました。

私は、学生の頃から、一人でうどんやさん、ラーメン屋さんに入っていたので。

好きな物を好きなように食べる、ひとりの気楽さ、自由さを

10代から経験していたのに。

 

一人暮らしをしたことがない父。

それに根っからの倹約屋で、そして恥ずかしがりなんだなと。

母ですら、一人旅をしたことがあり、車内で(汽車?)駅弁を食べた話を

していました。

また、母に一本ですな。