介護+αの日々

進行性核上性麻痺と診断された母の介護日記+日々のこと。

母の笑いのつぼ

先日、リハビリをしていた最中。

 

母が子どもの頃、飼っていた犬の話になりました。

雑種で白い毛色をした犬で、名前はポチ。

当時最もポピュラーだった名前のようです。

 

記憶が定かでないようですが、

「お母さんが拾ってきたと?」と聞くと、「うん」と言います。

生き物一般が好きな母なので、考えられうることではあるけど。

 

昔なので、リードをつけて飼っていたかどうか。

えさは、母がやっていたかどうかなど、

詳しい情報はきちんと母から聞けず。

 

話題を変えて、「それに比べて、お父さんって犬、苦手だよね。

昔、近所の犬にお尻を噛まれたことあったよね?」と言って母を見ると、

母はすでにあの、泣き笑いの顔で固まっています。。

 

ベッドに座って体幹を鍛える訓練中だったので、

そのタイミングでの「笑い」というのは、かなりな負荷をかけたことになり。

先生は、「おなかに来てます、来てます!」と、

笑うことを大歓迎されました。

 

母の笑いのつぼは、なんといっても、父の失態。

きょうも、動きにくい表情筋に、いい刺激になりました。